みなさん、高山市の図書館『煥章館』 行った事ありますか?
児童書コーナーの大きな樹なんて夢がある図書館でしょう
あんな図書館で絵本を選べるこどもたち・・・ほんとにいい環境ですね
今日私がご紹介するのは
文/さとうさとる 絵/むらかみつとむ
『おおきな きが ほしい』
私じつは、村上勉さんの絵が、大好きで、一時期真剣に、原画を欲しいと、思って調べた事もあったくらい
(お財布の都合で断念しましたが)
あの線描画のような細かくて、けれどもやわらかくてあったかい、植物のかんじ
動物たちのかわいらしいしぐさ
笑っていないのに愛くるしい子供の表情
その村上さんの絵に、まずは惹かれて手に取ったこの絵本
我が家では、上の子の何歳かの誕生日プレゼントにした大切な絵本です
「おおきな おおきな 木が あると いいな。 ねえ おかあさん。」
かおるの、そんなことばで始まるこの絵本。
とっても素敵なしかけがあります。
本の向きが、変わるんですね
そしてこの、たての部分からが、かおるの想像の世界
読んでいる私たちもかおると一緒に体験します。
木に登り、ほらあなを発見し、木の中でホットケーキを食べちゃいます
みはらし台からまちをみおろし、動物たちとお話します
そしてふと、かおると一緒に現実にもどります・・・。
読んだあと、子供はきっと「ぼくにも大きな木が欲しい!」って言いますよっ
(おかあさんも欲しいっお庭があと数100倍大きければ)
以上、看護師Yでした